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天空の歴史が刻まれた日

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(単なる天文ファンの感想文です)
はやぶさ帰還おめでとうございます。
ミッション、画像、そして見る人の心、全てが美しかった。
カプセル回収作業などなど物語はまだ継続中ですよ。

アポロミッション等昔の映像を見る度に、人類の偉業をリアルタイムで見れた人はいいな、と後世の人間としては思いを馳せていて、
昨日は自分も宇宙史の動く瞬間を見届けることが出来て感無量です。

帰還の日、軌道修正は既に終わっていたので目標方向に突入は確実だったけど 、耐用年数を過ぎた機械の一連の着陸のシステムが無事作動するのか心配だったもので、 生中継を見守り、

カプセル発信音が暫く鳴り響いている
               =パラシュートが無事開いたことを意味する

この時に一番感激しました。
(内部電源onとか一体どういうシステムになってるんでしょう?
 耐熱シールドは気圧差で外れるのかな?)

本体が燃え尽きたら喪失感に見舞われるんじゃないかと思っていたんですが 、音のするカプセルがはやぶさ自身のような気がして、その後の動向に目が離せません。
余韻に浸るどころかカプセルの着地画像(アボリジニの聖地に舞い降りた)
等のリアルタイム状況を見れるのでまだ夢見心地です。

NASAもわざわざ空撮用特殊飛行機飛ばしてきたので、
後日ディスカバリーあたりで特集組んで欲しいですね。
現実をドラマティックに仕上げる編集はあちらは上手いと思う。

草木や物の一つ一つに魂が宿ると考える日本の文化
(宗教というより生活に溶け込んだ世界観)
は外人さんには理解し難いみたいですが、この価値観こそが地上のいろんな争いを無くす鍵に成り得るのではないか、と最近思います。
by orderhouse | 2010-06-14 23:12
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